伝統工芸ネイル

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アメリカ渡米記録③

2022.07.11

Hello, everyone!
Los Angelesからお届けします。

6月6日にNYからLAに戻ってからは「ほっとする安心感」があり、すでにここがホームかのような居心地の良さを感じて過ごす日々です♪

ネイルアーティストとしての志

アメリカ生活前半で撒いた種が、少しずつ芽吹き始めています。ネイルアーティストとして成長を感じるのは、ネイル施術スピードの劇的な向上!
偉大なMihoさんの仕事ぶりを目の前で見て、「自分には技術面でも向上すべきところがまだまだたくさんある」と気付かされました。
技術者は向上心を捨てたらそこでストップする。停滞は後退。と、これまでも様々なセミナーに参加して研究を重ねてきましたが、まだまだ甘い。もっともっと上を目指せる。それに気づけたことが何より大きな成長の第一歩でした。
今ではネイルアートの除去→ケア→ジェルアートを80分ほどで、《仕上がりの美しさと丁寧な施術》をキープして施術できるようになりました!
これはネイリストさんならどれだけスピーディーな施術かよく分かるはず。
秘訣は「選択肢を増やすこと」。
「うちのサロンのやり方はこれ」というスタンスは決して間違っていませんが、目の前のお客様の爪に向き合う最もベストな選択が大切なのです。このお話は長くなるので、続きはまた違う機会に。

アメリカのネイル事情と
伝統工芸ネイルの可能性

アメリカではシンプルな1カラーか、もしくはド派手でビビッドなネイルアートが人気です。
様々な場所で調査をするうち、日本で流行っている「ニュアンスアート」は、基本的に好まれないことが分かりました。
そして伝統工芸ネイルは、極端に振り分けることのできないジャンルのアートです。
とあるLAのネイルアーティストの方に「こっちではウケないのではないか」と言われたとき、私が一番に感じたのは、《これはチャンスだ!!》。
私の大好きな偉大なるココ・シャネルの 名言にこんな言葉があります。
「特別な人間になりたいなら、誰かと同じことをしてはだめよ。」
こんな美しいネイルアートがこの世に存在することをLAの人たちはまだ知らない。なぜなら誰もやっていないことだから。私の爪やネイルサンプルを見た一般の方々は口を揃えてこう言います。
「It’s so special!!!」
そう、これは特別なネイルアートなんです。

人生の分岐点

ここまでの2ヶ月のアメリカ生活の中で、多くを学び、悩み、落ち込み、反省し、私はたくさんの課題を見つけました。
ネイルアーティストとして、伝統工芸ネイルFounderとして、そして一人の人間としても。
サンディエゴへ訪れた時に出会った、 歳の少年に聞かれました。
「どうして 歳でこっちに来ようと思ったんですか?もっと若いときに来ればよかったと思いますか?」
即答でNO!今がベストタイミングだったし、今が私の人生のターニングポイントだし、まさに今、ここからがスタートだから。
次回のレポートを綴る時、私は日本に帰国しています。このアメリカ渡米3ヶ月全てを通して感じた事、その時に一体何を書くのか…私自身も今からすでに楽しみです。
See you next time!

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